今年の高大連携がスタート
一昨年から始まった、同志社大学社会学部教育文化学科との高大連携特別講義が今年も継続して行われます。本日は、今年度の1回目の特別講義が行われ、社会学部長の沖田行司先生から『同志社大学で学ぶことの意味』というテーマでご講演いただきました。
「1.教えと学び」では江戸時代の寺子屋が果たしていた教育的役割について、「2.私学と官学」では福沢諭吉と新島襄を中心に、「3.同志社大学の教育理念」ではキリスト教主義・自由教育主義・国際主義に関して、最後に同志社大学での大学生活についてお話いただきました。
「師匠で大学を選ぶべき」、「義務教育は一人前の教育をしていない」、「自立するために勉強しているのだということ」、「英語はコミュニケーションのツールであり、国際社会では日本人であるということを表現できることが大切だ」、「私学に学ぶものは建学の精神にプライドを持て」等の力強いお話が印象に残りました。
とかく『勉強は嫌い』と片付けられてしまう、『勉強』がもつ意味と、大学での学びの意義を考えさせられる講義でした。