「あいあいAI滋賀」に本校で行っているチアリーディングのキッズ体験教室の様子が取り上げられました。掲載された写真を提供していただきましたので、掲載文とともに紹介します。

「ワン・ツー・スリー・フォー！」。東近江市建部北町、滋賀学園高校体育館でチアリーディング部「レイカーズ」主催のキッズチアリーディング体験教室が開かれている。地域の小学生や園児29人が参加、ポンポンを持って元気いっぱいに踊った。

県内の高校で唯一のチアリーディング部。チアリーディングとはプレーヤーを応援したり観客を元気づけるスポーツ。スタンツと呼ばれる人の上に人を乗せる組体操のような技やポンポンを持って踊る華やかな演技を披露する。子どもたちにチアリーディングの楽しさを知ってもらおうと1月から全５回の体験教室を始めた。

体験教室でまず、同部を指導しているコーチの村井三幸さん（33）や部員が手本を示して、振り付けの基礎となる手や体の動きを声を出しながら繰り返し練習した。村井さんは元気よく声を出すことを強調。部員たちも児童や園児の中に入り、腕を真っすぐ伸ばすことや体を曲げるタイミングなどを手をとりながら教えた＝写真1。その後、「君の瞳に恋してる」の曲に合わせて踊りを練習した。

児童らは体験教室を修了すると「レイカーズキッズ」に属して、同校の文化祭や地域のイベントに参加する予定だ。児童の1人は「お姉さんのように格好良く踊れるようになりたいです。発表会ではかわいい衣装でみんなの前で踊るのが楽しみです」と話していた。

部員は現在いずれも2年の4人。この日の体験教室を指導していた小柳涼さん（17）は「演技を見ている人たちが喜んでくれるときやスタンツが完成したときの達成感がチアの魅力です」。村山彩音さん（17）は「チアはあまり知られていないので子どもたちに興味を持ってもらえたらうれしいです」。中野舞さん（17）は「子どもたちはかわいいので一緒に楽しんでいます。覚えるのが早くてびっくりしています」とそれぞれ話していた。

レイカーズキッズ体験教室は3月14、21、28日。1回750円。小中生対象。申し込み、問い合わせは、同校チアリーディング部顧問の岸邊さん（0748・23・0858）へ。