高大連携、第2回出張講義
本日、同志社大学社会学部教育文化学科から金子邦秀先生をお招きし、高大連携出張講義が行われました。
本日の講義テーマは「学校を考える、授業をまな板に乗せる、教材を作る」で、特に、学校を時間と空間という切り口で講義していただきました。
近代化とともに寺子屋から学校に変わり、それに伴い、時間の管理の仕方が変わった。寺子屋時代は、一人の先生が一人の生徒に教え、その教えを受けた生徒がまた別の生徒に教えるという形であったものが、学校という空間ができたことで、一人の先生が多数の生徒に教えることができるようになった、ということでした。
先生は、「学校の先生は答えを知っているのに、なぜ生徒に質問をするの?」などと受講している生徒ひとりひとりに問いかけながら、優しい口調で、わかりやすい講義をしてくださいました。
講義終了後も、生徒の質問に丁寧にお答えいただき、「日本人はいつからおやつを食べるようになったのか」というような興味深いお話もしてくださいました。
同志社大学社会学部教育文化学科との高大連携、出張講義は、次回は7月19日に行われる予定です。