高大連携特別講義を実施
今回は同志社大学から吉田亮先生をお招きして、『文化交流と宗教』というテーマでご講義いただきました。
グローバリゼーションによって、国家間の壁が低くなり多様な文化がひしめき合う中、我々に関心があろうとなかろうと文化と同時に宗教が入ってくる。世界の80%が宗教を信じている以上、日本人の宗教観に関わらず、他国を理解するためには言語はもちろんのこと、宗教の理解が必要だ。という示唆は新鮮だったのではないでしょうか。
講義は日本人の宗教観(民族宗教)からアメリカの宗教へと移り、バラク・オバマ大統領就任演説中に、政教分離をうたっている国家であるにもかかわらず、宗教的なキーワードが多数出てくることや、彼が初めて演説中に他の宗教にふれた(ふれざるを得なかった)大統領であるお話など、宗教理解が文化理解に重要な意味を持つことが実感できました。
講義の最後は、ハリウッド映画に投影される宗教観ということで、DVDを用いてETの中に潜む宗教観をご説明いただきました。ETが死んで復活するシーンに贖罪と死と復活が投影されていることや、ETが死ぬ時間とイエスが死ぬ時間の一致など、最後まで興味が尽きませんでした。