教育実習生、研究授業
5月12日から3週間にわたり、本校卒業生の廣島めぐみさん(京都外国語大学)、藤田紫帆子さん(京都外国語大学)、小島沙麻梨さん(追手門学院大学)の3名が教育実習に来ています。実習当初には、「より多くの生徒が思えるような授業を行い、授業外の活動で生徒との距離を近づけたい」(廣島さん)、「生徒との距離が近くなるにつれ、生徒から学ばされることがたくさんある。教えていくことの難しさ、人を育てることの難しさを知り、ますます教員に魅力を感じる」(藤田さん)、「生徒と接する時間や廊下でのあいさつを大切にして笑顔で話せるようにしたい」(小島さん)と決意を述べてくれていましたが、いよいよ実習の成果を発揮する研究事業が行われました。
昨日は、二人よりも1日早く、中学校で実習をしている廣島さんが、中学2年生の英語の授業を行いました。サイクルテストや音読を通じて、助動詞の理解と定着を図ります。自作のフラッシュカードを使いながらの授業が新鮮でした。
フラッシュカードを使いながら、新出単語の 発音練習をする廣島さん
本日は、藤田さんが、高校1年の英語Ⅰで、研究授業を行いました。Warm-upのゲームは、グループ対抗で、スペルゲームです。また、スラッシュリーディングを多用し、生徒に声を出させるように工夫ができていました。
教室内を巡回、身振り手振りを交えながら、生徒の関心をひきつけます。
小島さんは、2年生の地理Aの授業で、「多様さを増す人間行動と現代社会」という単元の指導を行いました。先日の中国四川省での大地震という話題から導入し、本日の主題であるボランティア活動へ展開します。
授業前の決意のとおり、笑顔を絶やさず授業を行う小島さん
3人とも、校長先生をはじめ多数の先生方の前で、堂々とした態度で授業を行いました。授業を受けた生徒たちも先輩の頼もしい姿に、きっと憧れの気持ちを抱いたものと思います。立派な先生になれるよう、今後もさらに勉強してください。お疲れ様でした。