本日は、中間考査の午後を利用し、元滋賀県教育センター所長の岩本光恵先生をお迎えし、「読書をとおして生き方を学ぶ」をテーマにご講演をいただきました。
先生の長年のご経験の中で出会われ感銘を受けれらた本の一節をご紹介いただき、その中から学べることについてご講演いただきました。特に印象深かったのは、映画監督の故黒澤明氏の「蝦蟇の油」の心に残る教師の一節で、巨匠黒澤をこの世に生み出したのが、実は小学生時代に出会われた担任の先生であったことを知り、教員との出会いがいかに生徒のその後の一生に影響を与えるかを考えさせられ、身の引き締まる思いがしました。
本日は、近江八幡市教育長の國松嘉仲先生をお迎えして教職員研修がありました。「教師に求められるもの～夢と見識と実行～」をテーマにご講演をいただきました。先生はご講演の中で、現在の子供たちの抱える課題とその課題を克服するためにわれわれ教師はどうあるべきかについて熱弁をふるってくださいました。いかに体験させるか、どんな体験をさせるかによってそれぞれの個性を引き出し、心を育てることの大切さを学ぶことができました。また、先生が近江八幡市内の学校、地域で提唱されている「早寝・早起き・あさ・し・ど・う（早寝・早起き・あさ：挨拶・し：食事・ど：読書・う：運動）」を実践することの大切さについてもふれられましたが、感銘を受けました。森はな名誉学園長が常々「教育とはともに学ぶこと、生徒と夢を語ること」とおっしゃっておられたことを思い起こさせるようなご講演で、明日からの教育活動に元気をいただきました。早速、講演会の後、生徒と英語の勉強をしました。土曜日返上で勉強に来てくれる生徒が、さらに私を元気にしてくれています。
