同志社大学高大連携特別講義
本日は、同志社大学社会学部教育文化学科専任講師の中村百合子先生をお迎えし、今年度3回目になる高大連携特別講義を実施しました。本日の講演題は、「占領期の教育改革と学校図書館」で、先生が普段の講義で担当されている英書購読のテキストの抜粋と貴重なビデオをご持参いただき、90分、熱心にご指導いただきました。
先生ご自身が、中高生のときにどのように「戦争体験」を聞き、それが大学での学びにどのようにつながったのか、生徒に関心を持たせるようにお話を始めてくださいました。戦前、戦後でどのように日本の教育は改革されたのか、アメリカ人は、日本の戦前の教育をどのように感じていたのかをビデオを使いながら、解説されました。また、図書館が果たす役割は、どのようなものか、国立国会図書館法の前文の「真理がわれらを自由にする」を引用され、わかりやすく解説されました。講義のまとめとして「感じる心、疑問を持つ心を大切に」「学びたいことを学べる環境を求めよ」というメッセージをいただきました。
次回は、7月27日に同志社大学のオープンキャンパスで、本校生徒、保護者向けに特別講義をしていただく予定です。