高校野球選手権滋賀大会、準々決勝敗退
本日、本校野球部は皇子山球場で行われた準々決勝に出場し、彦根東高校と対戦しました。
彦根東高校は、昨夏の大会でも同じ準々決勝で対戦した因縁の対戦校。準決勝出場をかけて、どうしても勝ちたい一戦です。
1回の裏、彦根東高校の攻撃。本校は満塁のピンチに、フォアボールでの押し出し、スクイズ、1・2塁間を破るヒットを浴び、一気に4点を奪われます。
しかしそのままでは終わりません。3回の裏、4回の裏にそれぞれ1点ずつ返し、試合は2-4へ。一度は意気消沈しかけた応援団も、立ち上がって盛大な歓声を送ります。グラウンドの選手たちは、打たせて捕る見事な守備で、その声に応えてくれました。
そして9回の表。
5番西野、がヒットを放ち出塁、小角も相手エラーでランナーは1・2塁へ。さらに7番吉田の犠牲バント、ピンチヒッターの木戸のデッドボールで、1アウト満塁。9回にして、最大のチャンス到来です!
そこにピンチヒッター増田のフォアボールで1人帰り、3-4。いよいよ1点差まで迫り、スタンドの興奮は最高潮です。
しかしあと1点が入りません。続く2人のバッターが凡退し、ゲームセット。
1回の裏にとられた4点を返すことができず、3-4で惜しくも敗れました。
改修されたばかりの皇子山球場。グラウンドの芝生の緑が鮮やかです。
レフトスタンドを埋める緑の帽子とタオル。
選手たちの猛追に、回を追うごとに熱気が高まります。
いよいよ今週日本を離れるオーストリアからの留学生も、応援に駆けつけました。
5回終了後には、心を一つに伝統歌「夢のチカラ」を歌います。
応援に応えるように、見事な守備を見せる選手たち。
しかし、逆転には一歩及ばず。
彦根東高校に、千羽鶴とともに甲子園の夢を託し、甲子園を去りました。
皆様、大きな声援本当にありがとうございました!