心でつなぐ襷 近畿高校駅伝
すでに11月7日に行われた全国高校駅伝滋賀県予選において、男女アベック優勝を果たし、12月20日の全国高校駅伝への出場が決定している本校陸上部が、11月22日に和歌山県で行われた近畿高校駅伝競走大会に出場しました。結果は以下のとおりです。
【男子】 第5位 2:06:59
1区 小澤(3年) 区間3位 29:38
2区 岡崎(3年) 区間4位 8:25
3区 古賀(3年) 区間5位 24:38
4区 奥村(2年) 区間8位 25:47
5区 本田和(3年) 区間6位 8:18
6区 谷口(2年) 区間9位 15:06
7区 田渕(2年) 区間8位 15:07
【女子】 第16位 1:14:22
1区 井上(3年) 区間8位 20:41
2区 則貞(3年) 区間20位 14:08
3区 高木(3年) 区間19位 10:33
4区 丸谷(1年) 区間19位 10:30
5区 北川(2年) 区間20位 18:30
タイトルの「心でつなぐ襷」にまつわるエピソードをひとつ紹介します。何年か前に行われた近畿大会でのことです。当時のキャプテンのF君は、暑さの影響で脱水症状を起こすアクシデントに。本来ならば、全国大会のために途中棄権もやむを得ない状況でしたが、彼は最後まで走り続け、何とか次の区間の選手に襷をつなぎました。それは、次に襷を待っていたK君は、一時マネージャーとしてチームを支えながら、陰でしっかり練習をつみ、力をつけてきたことが監督に認められ、近畿大会への出場を果たしたことをF君は知っていたからでした。K君にとっては、これが最初で最後の大会になるかもしれない。何とかK君を走らせたいという思いだけで襷をつないだとF君はあとで言っていたそうです。まさに、「心でつないだ襷」でした。
12月20日の全国大会でも、みんなの心で襷をつなぎ、良いレースをしてほしいと思います。みなさんの応援をよろしくお願いします。