３月１１日、守山市民会館大ホールで、自衛隊琵琶湖音楽会実行委員会主催のコンサートに本校吹奏楽部とチアリーディング部が出演しました。
　琵琶湖音楽会は、今年第９回目の毎年恒例のコンサートです。このコンサートは前半、後半の二部にわかれており、第１部は、野洲で古くから伝承されてきた和太鼓演奏「むかで太鼓」の演奏につづき、われらが滋賀学園のチアリーディング部、レイカーズのパフォーマンス、そして、吹奏楽部の演奏がおこなわれました。
　レイカーズとの合同演奏は、かねてから念願ではありましたが、なかなか実現できずにきました。今回、期末試験のさなかではありましたが、そのチャンスを主催者からいただき実現させることができました。千人あまり収容できる、守山市民ホールはほぼ満員で、聴衆の皆さんは最後まで熱心に、ステージに目と耳をさしむけていました。ライブでしか味わえない、ステージの熱気や表現に聴衆が感動し、その感動がステージの演奏者に返され、さらにそれを受けてステージが盛り上がり、またそれを客席に返す、といったインタープレイが充分に堪能できたコンサートになりました。
　第２部の浜松航空自衛隊中部音楽隊の演奏は、市民コンサート向けのプログラムで、とても心温まる音で、これもまた、感動的なものでした。コンサートは日頃、多々ありますが、この日は、めったにないほどの素晴らしいコンサートであったとおもいます。
　部員たちは、テスト勉強の用意をホールに持ち込み、待ち時間などは楽屋で懸命に勉強をし、かなりシビアな状況ではありましたが、よくがんばり、演奏も楽しめて、また年間200回以上の本番をこなす、プロ演奏家である自衛隊航空中部音楽隊との合同演奏曲も体験できて、おまけにレッスンもしていただき、実りの多いイベントとなりました。